現金管理できなければ、経営の資格なし。

13/10/07

 

 先日、とあるクライアントの税務調査があったのですが、久しぶりの経験をしたので記事にUPします。

 

 調査の冒頭、調査官が「では、現金調査を行いますので、本日現在の現金出納帳と手持現金を見せてください」と言ったのです!!

 

 この「現金調査」、飲食店や小売店など、BtoCで現金商売を行っている会社であれば当然実施しますが、このクライアントはBtoBで、小口現金の動きはあまりありません。不意を突かれた感じで、ちょっと驚きました


 ちなみに、このクライアントは小口現金が2つあり(それぞれ別の担当者が管理)、前日まできちんと出納帳を記帳していました。担当者が調査官の目の前で現金在高を数えたところ、1つは出納帳の金額と一致しましたが、1つは差が生じていました。しかし差額は僅かで、その場で原因が判明したため、調査官も納得して現金調査は無事終了しました。

 

 担当者はさぞ緊張したことと思います。なぜなら調査官だけではなく、社長の目の前でお金を数えるのです。もし間違いがあったら・・・・・と想像すると、相当なプレッシャーではないでしょうか?

 

 さて、現金に関しては、経営の世界で鉄則があります。

 

 「現金管理できなければ、経営の資格なし。」

 

 調査云々に関わらず、経営の大原則です。
 事実、現金管理ができている会社は、社長がしっかりと会社の経営状況を把握しています。

 

 社長さんは、御社の現金がどこで、どのように管理されているか、知っていますか?残高はいくらくらいか、把握していますか?
 「ベテランの経理に任せてあるから大丈夫」実は、それが担当者へのプレッシャーになっていませんか?
 帳簿上、常に数十万円の現金がありますが、本当ですか?
 もし数十万円の現金が常にあったとしたら、セキュリティは大丈夫ですか?

 

 現金管理の基本は、

 

・残高を少なくする

・定期的に、複数の目でチェックする

 

 につきます。金種表があれば、なお可です。

 

 経営を見直そうと考えている社長さん、是非一度、現金実査を行ってみてください。
 きっと、御社のいろんな面が見えてきますよ。

 

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