事業承継・後継者の心構え

 

 


 会社を受け継ぐ側として注意しなけばならない点は、次の2点にあります。

 

 

1 受け継いだ会社の「財産」を活かす
2 先代と定期的にコミニュケーションを取る

 

 

 これを更に一言で言えば、先代に対する「感謝の気持ち」と「謙虚な心」を忘れない、ということです。

 


 1について、会社の「財産」とは、キャッシュや固定資産など「目に見えるもの」はもちろんですが、むしろ重要なのは「目に見えない」財産、つまり「人材」や「人脈」ということになります。

 


 先代経営者が長い年月をかけて育てあげてきた会社組織や従業員、また、信頼関係を築いてきた取引先や同業の仲間たち。もし後継者自身の手で、これらをゼロから作り上げようと思ったら、気の遠くなるような時間と労力が必要です。

 


 これらの「財産」を受け継ぐことに感謝し、また受け継いだ財産を活用することにより、今度は後継者自身の手で「新しい財産」を生み出すことになるのです。それが繰り返しできるようになれば、事業承継は成功といえるでしょう。

 


 2については、月に1回飲みに行く、といった程度で十分だと思います。

 

 

 毎日顔を合わせていても、会社ではお互いの立場があります。先代は「口を出しすぎてはいけないな」と自重し、後継者は「自分で決断しなければ」と気張ります。言いたくても言えない、相談したくてもできない。会社承継後しばらくは、こんな毎日が続きます(私の経験から、まず間違いありません・・・・・)。

 


 そんな時は、是非後継者の方から先代を誘ってください。後継者が素直に悩みを打ち明ければ、先代は親身になって自分の経験を語ってくれるでしょう。

 

 

  もう一度言います。後継者は、自分の経営に自信を持った後も、先代に対する「感謝の気持ち」と「謙虚な心」を忘れないでください。それが後継者にとっての、会社経営成功の秘訣に他なりません。

 

 

→次は、事業承継の実務・役員退職金

 

 

 

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